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アトピー性皮膚炎に対する分子標的薬治療について
当院では、重症または既存治療で十分な効果が得られにくいアトピー性皮膚炎に対し、ガイドラインに基づいた分子標的薬治療を行っております。
- デュピルマブ(デュピクセント®)
IL-4/IL-13シグナルを抑制するヒト型モノクローナル抗体製剤で、小児(生後6か月)から成人まで幅広い年齢層に使用可能です。強いかゆみや皮疹の改善効果が複数の臨床試験で確認されています。 - レブリキズマブ(イブグリース®)
IL-13を標的とするヒト型モノクローナル抗体製剤で、2024年に日本で承認されました。2025年5月1日より長期処方(3か月処方)が可能となり、患者様の通院負担軽減と治療継続性の向上が期待されます。
いずれも従来の外用療法や内服療法で十分なコントロールが得られない患者様に有効な治療選択肢であり、適応判断には専門医による診察と基準の確認が必要です。
ご関心のある方は、まずは診察時にご相談ください。